製造方法

SEC練混ぜコンクリートは一次練りと二次練りの連続した二つの練混ぜ工程により製造されます。
一次練混ぜに使用する一次水(W1)はコンクリート配合と使用材料で変化しますので事前に当社で試験をして決定します。

練混ぜの手順は次の通りです

S : 細骨材
C : セメント
G : 全粗骨材
G1 : 粗骨材(ミキサにより決定)
G2 : 粗骨材(=G-G1)
W1 : 一次水
W2 : 二次水
Ad : 混和剤(必要に応じて)

注)W1+W2およびG1+G2が所定の計量精度を満足するものとします。

SEC練混ぜ対応バッチャープラントの構成

SECコンクリートを製造するためには、練混ぜ手順に示された順序で材料の計量・投入および練混ぜができるプラント設備が必要です。

赤枠で従来のバッチャープラントと異なる部分を示しています。

イメージ:SEC練混ぜ対応バッチャープラントの構成

 改造する場合は*1)~3)が対象となりますが、*2)動力を大きくすることは費用と時間が必要でした。
これを、練混ぜ方法(特許取得済)により解決できます。
この場合は、改造後もミキサー定格容量の100%で練混ぜることができます。
*1)はW1+W2が所定の計量精度を満足するものとします。