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耐久性の高いセグメント被膜材

耐久性の高いセグメント被膜材

鹿島とシーアイ化成、石川島建材工業、ジオスターは共同で、シールドトンネル用セグメントに用いる高耐久性樹脂被膜材「HDライニング」を開発。このライニングを施したセグメントが大阪府伊丹市が発注した昆陽泉町雨水幹線築造工事で全線にわたって採用され、2002年4月に推進工事が終了した。施工は鹿島・新井組JV。

HDライニングは熱硬化性樹脂を用いた被膜材で、耐候性や耐薬品性、表面平滑性が高い。このライニングでセグメントの内面側を被膜する。二次覆工を省略できるほか、トンネル内面が平滑になって粗度係数が小さくなる。

昆陽泉町雨水幹線築造工事のトンネルは内径2m、長さ1640m。セグメントは鉄筋コンクリート製とコンクリート中詰め鋼製の2種類で、共に厚さ15cm。内面に厚さ4mmのHDライニングを施した。この工事では、内面の粗度係数が低減したことによる管内径縮小効果と、二次覆工を省略したことによる外径の縮小効果とで、従来の二次覆工を用いた場合よりも切削断面を約40%縮小できた。